日本とアメリカの医療比較

欧米人は歯が命

こんにちは!

以前あるアメリカのドラマを観ていた時、結婚相手を探している女性がある男性に「歯並び綺麗だけど、子供の頃に歯科矯正してた?」と聞き、男性が「ない」と答えると、女性がガッツポーズするという場面がありました。

歯並びの遺伝は少なからずあると考えられているので、歯並びが綺麗な男性と結婚すれば、生まれてくる子供も歯が整っているだろうと考えたからですね。

私はこの場面を観た時、ちょっと違和感を覚えました

私がこの女性だったら、相手の歯並びなんてたぶん気にしないだろうなー、と思ったからです(もちろん歯が汚いのは別ですが、他に気にするところがいっぱいある)。

ところが欧米では歯の見た目は生活環境や教養・教育の程度を示す指標となっているため、非常に重視されています。

子供の頃に歯科矯正したり、虫歯治療ではなく予防のために歯医者に通うのは当たり前。

こういった文化的背景があるので、歯並びが悪かったり歯が黄ばんでいたりすると、「教養がない」「歯のメンテナンスができないくらい貧しい」と見なされ、ビジネスでも不利になるとか。

たかが歯、されど歯ですよねー!

そして衝撃だったのが、日本人の歯並びの悪さが有名であるということ。

噂によると、欧米人がアジア人を見た時に歯並びが悪ければ日本人だと認識するとか!

ガーン…

日本人としてかなりショックですよね・・・(´;ω;`)

ただ日本人が歯に無頓着なのかというとそうではなく、歯並びは重要という意識は海外と同様に高いけれども、矯正治療に対してネガティブなイメージを持っているので歯科矯正に消極的なんだそうです。

かく言うプー子も小学生の時に歯科矯正しましたが、歯の表面のワイヤーが少し恥ずかしかった記憶があります。

でもそのおかげで今では歯並びを褒められるほどになりました。ありがとう、お母さん。

現在は矯正歯科の分野も進んでおり、以前に比べると目立たない矯正装置も開発されているようなので、日本人の歯科矯正に対するネガティブなイメージが払拭されるといいですね。

そして歯並びの悪いアジア人=日本人という不名誉な認識がいつかなくなってほしいと願うプー子なのでした。

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