妊娠・出産 日本とアメリカの医療比較

やっぱりアメリカでも妊娠糖尿病でした

こんにちは!

以前の記事「妊娠糖尿病と診断されました」でもお伝えしましたが、プー子はまだ日本にいた時に妊娠糖尿病と診断されました。

その時産科の先生から「アメリカでは日本より診断基準が緩いから、何も言われないかもしれないけどね~」と言われ、プー子もなんとなく楽観的に構えていました。

ところが。ニューヨークに戻って来て初めての妊婦健診の後、今度は糖尿病専門外来を受診するように言われ、オンラインで糖尿病専門看護師さんの診察を受けました。

それまで1日4回の血糖測定(朝空腹時、朝・昼・夕食1時間後の血糖)を自宅で行い記録するように言われていたので、その記録を看護師さんに見せたところ、「そうね、血糖が高いわね。食事内容を教えて」。あれ??想像してた反応と違う・・・😨(「この程度なら気にしなくていいわよ」的な反応を期待していたプー子 笑)

こんな感じで1日4回家で血糖測定をしています

食事内容を伝えたところ、「まず白ご飯を食べるのをやめてちょうだい」

ガーーーーーン😱😱😱

日本人にごはんを食べるのをやめろだなんて・・・ひどすぎる~~😭😭

「炭水化物を抜けって意味じゃなくて、白い炭水化物をやめてってことよ。例えば白ご飯とかパスタとかね。代わりに玄米とかブラウンパスタ(玄米パスタ)を毎食少量なら食べていいわよ。」

あ、そういうことね(ちょっとホッ)。

日本でも「高GI・低GI食」ってだいぶ浸透してきていますよね?「GI:Glycemic Index(グライセミック・インデックス)」とは食品に含まれる糖質の吸収度合いを表し、GIが高いほど一気に血糖値を上昇させ、低いほど糖が穏やかに吸収され血糖値の上昇も緩やかになります(参考文献:血糖値とGIの関係性|大塚製薬 (otsuka.co.jp))。

プー子のように糖尿病の人は一気に血糖値を上昇させないようにすることが重要になってきます。

そのためには高GI食品である白米や食パン(いわゆる白いもの)は控えて、低GI食品である玄米や全粒粉パン(いわゆる茶色いもの)を食べた方がいいんですね。

また、これは知らなかったんですが、タンパク質を糖と一緒に摂ることで糖の吸収が緩やかになるそうで、おやつで果物を食べるとしたらゆで卵を一緒に食べるなどの工夫をしましょうと言われました。

👇がその時に送られてきた資料の一部。食事の半分は野菜、4分の1は炭水化物(低GIなもの)、4分の1はタンパク質にしましょうということ。

さらに食事例。写真にされるとイメージしやすいですよね。

コントロール不良の糖尿病は最終的にはインスリン投与になってしまいますが、まずは食事内容を変更して血糖値の改善が得られるか見ていくことになりました

今は白米を完全にやめて玄米を食べていますが、意外に歯ごたえがあって美味しいですね。

白ご飯が食べたくなる時もありますが、妊娠が終わるまでの辛抱と考え、頑張りたいと思います!

スポンサーリンク

-妊娠・出産, 日本とアメリカの医療比較

© 2024 プー女医 NY&NJ日記 Powered by AFFINGER5