日本での仕事

麻酔科医あるある

こんにちは!

今日は麻酔科医あるあるについてお話します。

早食いになりがち

麻酔科医って日中結構バタバタです。

朝から手術の麻酔に入って、手術が長くなれば他の麻酔科医に交代してもらってお昼をとります。

お昼交代の時間は長くて30分、短くて15分くらい

その間にごはん食べて、歯磨きして、トイレまで済ませてオペ室に戻ります。

あまりゆっくりできないので、私はもともと早食いだったのに、麻酔科医になってさらに磨きがかかりました(笑)。

つい人の顔を観察して気管挿管しやすいか考えてしまう

麻酔科医は手術前に気道確保のために気管挿管を行います。

たまに気管挿管が難しい患者さんがいて、そういう時麻酔科医は本当に冷や汗をかきます(気道確保できないと命の危険があるからです)。

そのため、術前診察で患者さんの顔や口の中を観察して、気管挿管しやすいかどうか予想します。

それが身に沁みついているので、バスや電車などでつい横の人の顔を観察して、この人は気管挿管難しそうだなあとか考えちゃう時があります・・・

ただ、今は気管挿管が難しい場合でも、補助する便利な道具がいっぱい開発されてきているので、心配しないでくださいね。

お昼交代を忘れられて手術が終わるまで絶飲食

先ほど麻酔科医は長い手術に入る場合、お昼は他の麻酔科医と交代してとるとお話しました。

ただ、ごくたまーにお昼交代を忘れられることがあるんですよね・・・

中規模の病院で手術室がそんなに多くない場合、この可能性は低いのですが、プー子が働いていたのは大学病院だったので、オペ室が20室以上。

お昼交代の段取りを決める上司も、これだけオペ室(と麻酔科医)があれば把握できなくなってきますよね。

それぞれの麻酔科医はPHS(簡易の携帯電話)を持っているので、お昼交代を忘れられても申告すればいいだけなのですが、特に若手の時は上司に遠慮しちゃって言えなかったりします(緊急手術があってて忙しいのかなあとか考えちゃったり)。

プー子は1,2度お昼交代を忘れられて、手術が終わる夜まで絶飲食だったことがあります。

でも外科の先生は一日中絶飲食なんて日常茶飯事だと思うので、本当に頭が下がります。

 

以上、麻酔科医あるあるでした。

また何か思いついたらシェアさせてください♪

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