日本とアメリカの医療比較

研修医の大事なお仕事

こんにちは!

「この患者さん、ハードスティックだから先生お願いね」

夫がNYの病院で研修医として働き始めて間もないある日、突然看護師さんからそう言われました。

夫「ハードスティック??固い棒・・・じゃないよな・・・???🤔」

皆さん、分かりますか?

この「ハードスティック」という単語、完全に医療現場でしか使えない業界用語で"stick"には針などを刺すという意味があるので、この場合「針を刺すのが難しい=採血や点滴ルートを取りにくい」という意味になるそうです。

知らないとチンプンカンプンですよね!🤷🏻‍♀️

採血や点滴ルート確保って人によって本当に難しくて、肥満傾向な人や若い女性でそういう人が多い気がします。

あと高齢者は血管がくっきり見えてるのに、いざ刺そうとすると血管壁が固くて血管に逃げられたり。

でも夫の話を聞いていて思ったのが、看護師さんが取れなかった採血や点滴ルートを取りに行くのは研修医、という構図は日本もアメリカも一緒なんだなと。

プー子が日本で研修医していた時、同じように看護師さんから点滴ルート確保を頼まれることが時々ありました。

研修医1年目なんてそもそも経験が少ないのに、百戦錬磨の看護師さんが取れなかった点滴ルート確保なんて超ハイレベルなミッションですよね・・・。

患者さんに申し訳ないと思いつつ、冷や汗をかきながら点滴ルート確保に悪戦苦闘したことを今でも覚えています😢

そんなことを思い出しながら、NYで2度目の研修医をしている夫に陰ながらエールを送るプー子なのでした。

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