日本とアメリカの医療比較

研修医たちのアメリカンドリーム

こんにちは!

日本では医師になるためには医学部を卒業後、医師国家試験に合格する必要があります。

医学部は6年間あるので、最短でいけば24歳で研修医になれます。

アメリカやヨーロッパなどでもシステムは違えど、最短でだいたい20代半ばで研修医になれるようです。

さて、夫が勤めるNYの病院は比較的規模が大きく、毎年研修医が50人程度雇われます。

さすがアメリカ、同じ研修医でも人種や生育環境、年齢は様々のようです。

アメリカで生まれ育ちアメリカの医学部を卒業して研修医になった人もいれば、夫のように外国(日本)の医学部を卒業して外国人枠として研修医になる人も。

日本でも後者はいることはいるのですが、アメリカの方が圧倒的に多いと思います。

母国で医師として働けるのに、わざわざアメリカに渡って働きたいという人が多く集まってくる理由として、主に金銭面が挙げられます。

アメリカで医師として働く場合、研修医やその後数年は給料はそれほど高くないのですが、専門医クラスになるとその額は跳ね上がります

そのため給料が安い母国での生活が苦しかった医師が、借金をしてまでアメリカに集まってくるのです。

まさにアメリカンドリームですよね~。

ただそうやって多くの外国人がアメリカンドリームを夢見てアメリカで研修医になろうとするので、外国人枠はとても狭き門となっています。

実際、夫も2回挑戦して失敗し、3回目で運良く雇ってもらうことができました。

夫が渡米した時は30代前半(医師8年目)。

でも外国人枠として雇われた研修医には苦労人が多く、そのくらいの年齢の研修医はざらにいる訳です。

かつ、アジア人に比べると欧米人は年齢が上に見られがちですよね。

その結果、貫禄たっぷりの研修医が誕生するのです。

夫は日本人の中でも童顔の方なので、そんな同期と並ぶとまさに指導医と研修医(笑)。

アメリカで働き続ける限り、夫が指導医に見られる日は来ないのかもしれない・・・( ´艸`)と想像するプー子なのでした。

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