日本とアメリカの医療比較

癒しのミュージックセラピー

 

こんにちは!

音楽療法士という存在をご存じですか?🎵

主に病院などで心身にストレスがかかっている患者さんに、音楽を活用して心のケアや癒し、リハビリのお手伝いをするお仕事です。

※日本音楽療法学会HPより

日本ではまだまだメジャーな存在とは言いがたいですが、アメリカでは音楽療法はより身近なものであり、多くの音楽療法士が活躍しています

特に夫が研修医として働く病院では全米の中でも緩和ケア科(がんなどの病気や治療によって生じる痛みや心の不安を和らげる医療を専門とした科)が有名であり、病棟の患者さんやその家族のストレスを軽減するためによく音楽療法を取り入れるそうです。

病棟の待合室などで音楽療法士がギターを静かに弾き患者さんが聴き入っていたり、時には音楽療法士と患者さんが一緒に歌っているんだとか✨

また病棟だけでなく、ICU(集中治療室)でも音楽療法士がギター演奏していることがあるそうです。

プー子が日本で大学病院で働いていた時、ICUはなんとなく殺伐としたイメージでした。

というのも、ICUでは集中治療が必要な重症な患者さんが入院している場所であり、患者さんは常にモニターや複数の点滴ルートにつながれていたからです。

そこで働く医師や看護師などの医療関係者も、一般病棟よりも急変のリスクがある患者さんを診ないといけないため、ストレスフルな環境にいると言えます。

そんな中静かにギター演奏してもらえれば、患者さんや医療関係者のストレスが軽くなり、それが良い治療結果につながるかもしれませんよね。

現在日本では音楽療法士の国家資格化に向けて協議中のようですが、音楽療法がより普及して、病棟で音楽療法士がギターやピアノ演奏している光景が当たり前になればいいなあと思うプー子なのでした😌

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