こんにちは!
前回の記事「海外で不正送金被害に遭った話 その①」の続きです。
不正送金されていることが分かったのがニューヨークの朝(日本の夜)だったので、半日待って○○銀行が営業開始になった瞬間、国際電話をかけました。
ネットバンキングで何者かがプー子の口座から不正送金している状況を伝え確認してもらうと、「確かに振込が既に完了しております・・・。上層部と協議し、今後の対応を考えます。ひとまず警察にご連絡ください。」と言われました。
覚悟はしていましたが、今まで人生で警察に通報することなんて一度もなかったので、かける前はかなり緊張しました。
プー子の口座を作った○○銀行××支店最寄りの警察署に恐る恐る電話をかけると・・・。
プルルル・・・ガチャ 「はい、○○警察署です。今日はどげんされましたか?」
・・・・・・「どげんされましたか」✨ その瞬間、緊張が解けました😂
海外で不正送金被害という特殊な状況で不安Maxだったのですが、郷里の方言(ちょっと違うけど)を聞くとこんなにもホッとするんですね~。
おかげで少しリラックスして警察に状況をお話することができました。
そしてその後ですが。
夫と話し合って、やはり被害に遭った本人が銀行や警察に行かなければ話が進まないという結論に至り、プー子だけ日本に緊急帰国。
2週間の隔離を終えた後、銀行や警察と直接お話しました。
個人情報が漏れた原因は犯人が捕まっていない現状ではまだ分かっていません。
ただ、プー子が個人情報の一部をメモアプリに挙げており(メモ代わりに使ってました)、そこから情報を盗まれた可能性があるとのことでした。
そのメモアプリにログインする際パスワードが必要なのですが、類推しやすいパスワードを使っていたのです・・・。
しかし結局○○銀行に全額補償していただきました。正直メモアプリの件もあり、補償されるのは厳しいかなあ・・・と諦めていたので、本当に本当にありがたかったです。
今回の件で学んだこと
◇超機密事項(ネットバンキングにログインする際のパスワードなど)の保管方法
今回痛い目に合ったプー子はパスワードマネージャー(パスワード管理ツール)を導入しました。
”「パスワードが覚えられない、そのたびにメモを参照するのは面倒」という方は、信頼性のあるパスワード管理ツールを使用しましょう。多くのパスワード管理ツールでは、各インターネットサービスごとにアカウントIDとパスワードを一度登録しておけば、利用する際にツールから呼び出して自動入力することができます。したがって、利用者はツールを起動するためのパスワードを覚えてさえいればよく、サービスごとに異なる複雑なパスワードをすべて覚えておく必要はありません。”( JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)より)
色々なパスワードマネージャーがあるのですが、プー子は日本語サポートあり+評価の高い1Password(ワンパスワード)を使っています。
昨今、不正送金被害が増えているようです。
プー子は海外にいて日本の口座が被害に遭ったので、手続きが本当に煩雑で苦労しました(国際電話代が7万を越えました・・・)。
「自分は大丈夫だろう」と思うかもしれませんが(プー子もそうでした)、用心するに越したことはありません。
特に金融機関の暗証番号やパスワードは今一度見直すことをお勧めします。
ではまた😊