こんにちは!
ニューヨークに移住するまで気づかなかったこと・・・それは「日本の外食費がめちゃくちゃ低い」ということ。
日本に住んでいる時はメインにサイドメニュー(スープやサラダ、ドリンクなど)がついて1000円前後は当たり前だと思っていました。
ところがニューヨークではレストランでランチして2人で60ドル(約6400円)以下だと、「そんなに高くない」という感覚。
もちろんその値段にはチップ(15~20%くらい)が含まれますし、ファーストフード店や屋台などでは10ドル以下でランチできたりします。
でもとにかくニューヨークでは家賃と外食費がすごく高いイメージです。
プー子は現在一時帰国中なので、その日本の外食費の低さを享受しています🤩
こんなに安いのにどのお店もとっても美味しい!(ニューヨークのラーメンなんて、2000円でまずかったりする🤦♀️)
でも「日本って素晴らしい国だなあ・・・」と思う反面、「ニューヨークと比べてどうしてそんなに外食費が低いんだろう?」とふと思ったんです🤔
そして色々調べて分かったのが、「日本は人件費(最低賃金)が低すぎる」ということ。
人件費を抑えることであんなに低価格なランチを提供できているんですね。
日本の最低賃金が先進国で最低クラスという事実をご存知ですか?
OECD(経済協力開発機構)の調査によると、2019年の主要国の最低賃金(時給換算)はほとんどの先進国が10ドル(約1070円)以上なのに対して、日本は8ドル(約855円)( OECD 「Real minimum wages」「Average annual wages」より、1ドル=107円で計算)。
アメリカは7.3ドル(約780円)と日本より低いのですが、アメリカは地域格差が大きく、ニューヨークでは15ドル(約1600円)です(ちなみに東京都に限って言えば1013円)。
最近スイスのジュネーブ州では最低賃金を約2622円(!)に新たに設定したそうです😲
日本のサービスは素晴らしいとよく言われますが、それが当たり前になり過ぎて、本来受け取るべき対価が軽視されがちなのかもしれません(サービス残業に慣れている国民ですよね・・・)。
素晴らしいサービスを提供する労働者にはそれに見合った対価を支払うべき💰
そうすることで多少外食費が高くなったとしても仕方ないんじゃないかな・・・と思うプー子なのでした。