こんにちは!
今日はグルメなニューヨーカーたちに長く愛されている超老舗デリカテッセン、「Katz's Delicatessen」(カッツ・デリカテッセン)をご紹介したいと思います(デリカテッセンとはサンドイッチやテイクアウト用の惣菜を売る飲食店のことですが、このお店は店内飲食可です)。
カッツ・デリカテッセンとは?
1888年創業、主にユダヤ系料理を提供するニューヨークで最も古いデリです。
メグ・ライアン主演の映画『When Harry Met Sally… (恋人たちの予感)』(1989年)で主演の2人が食事をした場所でも有名。
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映画「恋人たちの予感」(When Harry Met Sally… © Columbia Picturesより)
絶対食べてほしいパストラミサンド
ここの名物といえば「パストラミサンド(Katz’s Pastrami Hot Sandwich)」!!
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他にもメニューはあるのですが、このお店に来るといつもこれを頼んじゃいます。
パストラミとは塩漬けにした牛肉の燻製を胡椒やパプリカ、マスタードなどの香辛料で味付けした食品のこと。
テーブルにケチャップやマスタードが置いており味の変化を楽しめますが、柔らかくしっかり味付けされた牛肉が絶品で、何もつけなくてもとても美味しいです😋

サイドメニューに巨大なピクルス(画像奥)がつき、これが良い箸休めになります。
1つが約2,500円とお高めですが、とにかくこれでもか!というほどパストラミが何枚も挟まれていてボリュームがすごいので、女性2人なら1個で十分な気がします。
少々ヘビーなお味なので、複数人で行くなら色々頼んでシェアすることをお勧めします(プー子は試したことはありませんがホットドッグも人気メニューだそう)。
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ちょっと変わっているオーダー方法
カッツでは注文方法が他のお店と少し異なるので、簡単に説明しておきます。
まずは入店時に注文票をもらう

www.flickr.comより
この注文票は最後のお会計時に必要なので、最後までなくさずに持っておきましょう。
なくすと罰金50ドル(!)だそうです。
カウンターに並び注文
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カウンターでは横並びにスタッフが注文を受けているので、どこかの列に並んで順番を待ちましょう。
自分の番が来たらスタッフに注文します。すると目の前でパストラミをカットし、味見させてくれます(これがかなり大きい!)。
商品が出来上がると注文票をスタッフに渡し、オーダーを書き込んでもらいます。
その後はなくさないように注文票をポケットなどに入れておきましょう。
ちなみにサンドイッチと、飲み物などのサイドメニューを頼むカウンターは別々にあります。
退店時に出口のレジで注文票を渡す
食事を終えた後、出口のレジで注文票を渡しお会計。
クレジットカードが使えず現金のみなので注意してくださいね。
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アクセス
〇営業時間
・Monday – Friday: 8:00am – 10:45 pm
・Saturday – Sunday: 8:00am – 11:00 pm
※コロナの影響により変更となっている可能性があるので事前にご確認ください。
〇住所
205 East Houston Street (corner of Ludlow St) New York City, 10002
(公式サイト)Katz’s Delicatessen – Shipped, Catered & Delivere
(アメリカとカナダにはデリバリーができるそうです。知らなかった!)
移民の街ニューヨークでは多国籍な料理が楽しめますが、中でも日本では食べられないと思われる料理のひとつがこのカッツ・デリカテッセンのパストラミサンド。
食べ終えた後はそのヘビーさに「もうしばらくいいかな・・・」と思うのですが😅、しばらく経つとあのしょっぱい味が食べたくなるから不思議。
コロナが落ち着いた後、ニューヨークに来られる際にはぜひ立ち寄ってみてください♪