ニューヨークの生活

チップから見える人間性

こんにちは!

夫と結婚してかれこれ7年くらい経ちますが、未だに夫が怒っているのを見たことがありません。

とてもおおらかな人で、例えばプー子が何か失敗しても「まあ、いいんじゃない?」とサラリと流してくれます。

プー子は結構小さいことで落ち込みがちなので、そんな夫にいつも救われています。

そしてその寛容な姿勢は金銭面においても。

アメリカではご存じの通り、チップが存在します。

レストランではだいたい相場が15~20%

サービスの良し悪しでお客さんが決め、ウェイターのサービスに満足すればもちろんそれ以上のチップを払ったりすることもあります。

そのためプー子と夫は、サービスが良ければ25%、普通であれば15~20%くらいのチップを払うというルールを決めました。

しかし性格がおおらかだからでしょうか、夫のサービスに対する評価が甘すぎるのです😱

例えば外食した時にウェイターが笑顔で応対してくれただけで、夫「サービス良かったから、チップ25%でいいよね?」。

・・・え、サービス良かった?ぶっちゃけ普通じゃない? だってマックはスマイル0円・・・

なんて思うことがちょいちょいあります。

でもそこで「チップ高くない?20%にしようよ」なんて言うのもケチっぽいなあと思い、心の中で葛藤しつつも「それでいいよー」と言ってしまうプー子🤐

たかが5%の差なのは分かっているんですけどね。

ある時、なんで夫はサービスに対して評価が甘いんだろうと考えたことがありました。

考えた結果、夫はありがたいと感じる閾値が低い(わずかなことでもありがたいと感じる)のかもしれないという結論に至りました。

感謝の気持ちを忘れないように、とよく言われますが、言うは易しですよね(少なくともプー子には)。

特に日本はサービスが素晴らしいので、時にそれが当たり前だと錯覚しがちです。

でもアメリカではサービスは当たり前じゃない、だからチップが存在する。

そしてサービスに対する感謝を表す意味で渡すのだから、せっかく払うなら気持ち良く渡したいですよね。

夫のチップを通して、感謝の気持ちを忘れない大切さ、難しさを学んだプー子なのでした。

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