日本とアメリカの医療比較

スティーブンされた(I got Stevened.)

こんにちは!

以前の記事「危険?なローテーション」でお伝えしましたが、夫が研修医として働いているニューヨークの病院では「ジェパディー(Jeopardy)」(日本語で「危険」とか「危機一髪」という意味)という研修医のローテーションがあります。

基本的には自宅待機し、他の研修医が急病などで休まないといけなくなった時にピンチヒッターで駆けつけるというものです。

日本であればよっぽどのことじゃない限り休まないと思うのですが、アメリカには不届き者がいて、そのジェパディーシステムを利用してずる休みを試みる研修医が少なからずいるようなのです。

以前夫の病院で研修医として働いていたスティーブン君(仮名)

他の研修医と比べてかなりの頻度でお休みを申請することで有名だったようです。

本当に体調が悪くて休んだこともあったのでしょうが、周りの研修医の中で「ちょっと疑わしい休みを取る」=「スティーブンする」という不名誉な動詞が生まれ、スティーブン君がもういない今でも使われているんだとか・・・😅

「この前の金曜日にジェパディーで呼び出されたんだけど、あいつ(休んだ研修医)前日めっちゃ元気だったし、絶対スティーブンされたよ!(週末3連休になるため)」みたいな(笑)。

体調悪いと言って休んでいたのに、友達のインスタグラムでパーティーに参加している写真が見つかった研修医もいるとか・・・(詰めが甘すぎですね🤷🏻‍♀️)

話は変わりますが、1987年当時巨人の監督だった王貞治からあまりにも重宝され過ぎて毎日登板していた鹿取義隆という投手がいました。その登板数の多さから、「酷使される」=「鹿取られる(かとられる)」という造語が誕生したそうです(Wikipediaより)。

人の名前が由来となって動詞が誕生するというのは世界共通なんですね😂

ちなみに夫は「良い意味ならともかく、悪い意味で自分の名前が残りたくない!」と言って、毎日一生懸命働いているようです😁

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