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クリスマスにオススメなNYを舞台にした映画

 

こんにちは!

だいぶ寒くなってきて、街もクリスマス一色になっていますね🎄

そこで今日はニューヨークを舞台にした、クリスマスにお勧めな映画をご紹介します。

天使のくれた時間(原題:The Family Man)

<あらすじ>

13年前、空港。仕事で成功するためしばらくロンドンに行くことになったジャック(ニコラス・ケイジ)と、彼を見送る恋人ケイト(ティア・レオーニ)。しかし突然ケイトが「ロンドン行きをやめて、2人一緒にいましょう」と言い出すが、ジャックは「何年経っても気持ちは変わらない」と告げてロンドンへ発った。

ロンドン行きをやめるよう懇願するケイト(Netflixより)

13年後、ニューヨーク・マンハッタン。ジャックは成功を収め大手金融会社の社長となり、独身生活を謳歌していた。クリスマス・イブの日にケイトから電話があったと秘書から告げられたが、「昔の恋人が懐かしくなっただけだろう」とジャックは取り合わなかった。

その帰り道、奇妙な黒人青年(ドン・チードル)に出会い、「これから起こることはすべて自分が招いたことだ」と告げられる。

クリスマス・イブに不思議な黒人青年と出会う(Netflixより)

翌朝目覚めるとそこは全く知らない場所で、隣にはケイトが眠っていた。そして現れる2人の子供達。パニック状態になったジャックは車でマンハッタンの職場に向かうが、誰にもジャックのことを分かってもらえず門前払いされてしまう。

目覚めた世界ではケイトと結婚し子供を2人もうけ、郊外でしがないタイヤセールスの仕事をして暮らしていると知ったジャック。はじめのうちは戸惑い子供達とも上手く交流できなかったが、家族と過ごすうちに次第にジャックの中で変化が起きていき・・・。

<感想>

実はプー子は最近この映画の存在を知りました。Netflixでたまたま配信されていたからです。

映画のタイトルがなんとなく平凡だなあと思いそれほど期待せずに観たのですが、鑑賞し終わった後、じわじわと心が温かくなるような、そんな不思議な感じになりました。

どこか傲慢な、元の世界のジャック(Netflixより)

傲慢で野心家で、「自分は全て持っている」と豪語する主人公のジャック

正直最初はあまり好きになれませんでした。

ところが不思議な青年により突然別世界に放り出され、ケイトと2人の子供達(+犬)との生活で慣れない赤ちゃんのオムツを替えたり、上の子を保育園に送ったりと奮闘する彼の姿はとてもコミカルで好感が持てました

子供の扱いに戸惑うジャック(Netflixより)

そして13年前に結局別れてしまった元恋人のケイト

妻として母として家族を愛するケイト(Netflixより)

この女優さん、ピンとこなかったんですが「ディープインパクト」に出演していたんですね。

コロコロ表情が変わってとってもキュートで、誰もがこのケイトに恋しちゃうんじゃないかなあと思うくらい魅力的。

(以下ちょっとネタバレです)

プー子が最も感動したのがこのシーン

ジャックがエリート社長で働いていた頃を忘れられず、なんとかコネを得て、家族でマンハッタンの高級マンションに引っ越すことをケイトに提案した時。

ケイトとしては現状の生活に全く不満はなく、むしろこのまま郊外で家族で平凡に暮らすことを望んでいたのですが、ジャックが本気であることを悟り、以下のセリフを述べます。

”子供っぽいかもしれないけど、この家でみんなで年老いていって孫もできて、庭いじりして・・・そんな平凡な暮らしがしていきたかった。(略)でもあなたが本気なら、子供を連れて2人で共有したこの家も捨てて、あなたについてくわ。あなたを愛してるから。住所よりずっと大切なことだもの。一緒にいられることを選ぶわ”

ケイトは13年前と気持ちは全く変わっていないんですね。

全く不満のない現在の生活を捨てるのって、とても抵抗があることだと思うんです。

でもケイトにとって他を犠牲にしてでも失いたくないものは ”家族(=ジャック)”

ジャックだけでなくプー子もそんなケイトの真摯な姿に心を打たれました。

(以上ネタバレ終わり)

「もしあの時こうしていたら・・・」と誰しもそんな経験があると思いますが、人生は本当に選択の連続

この映画は ”自分にとって一番大切なものは何か” ということを問いかけ、人生で迷うような時にブレない道標を与えてくれている気がします

クリスマスが来るたびに観たくなる、そんな素敵な映画でした🥰

(Netflixより)

<作品情報>

2000年公開 アメリカ映画 125分

監督:ブレット・ラトナー

キャスト:ニコラス・ケイジ、ティア・レオーニ、ドン・チードル、ジェレミー・ピヴェン

↓日本で「天使のくれた時間」を配信中の動画配信サービス(2020年12月現在)



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