日本とアメリカの医療比較

アメリカの避難訓練

こんにちは!

日本人にとって身近な防災(避難)訓練

それだけ地震などの自然災害が多い国と言えますよね。

所変わってニューヨークではどうかというと、夫の職場の病院では銃乱射対応訓練が行われます。

さすがアメリカ・・・怖すぎる・・・😱

2018年のデータによると、毎年アメリカ人の約315人に1人(約1万3000人)が銃により亡くなっており、ハリケーンや洪水などの自然災害で死亡する確率の10倍だそうです(しかも銃による自殺や事故は含めていません、https://www.businessinsider.jp/post-179298参照)。

この結果を見ると、避難訓練のターゲットは地震ではなく銃を持った侵入者というのも納得ですよね・・・。

今年はコロナのため夫はオンラインで銃乱射対応訓練の講習を受けていましたが、具体的にどうするかというと以下のようになります。

事件が起きた時(ここでは銃を持った侵入者を想定)、患者さんを直接診ている状況でなければまずは「逃げる(run)」→「隠れる(hide)」

患者さんを直接診ている状況であれば「バリケードを作るなどして安全を確保(secure)」→「患者さんを守る(preserve)」

そして両方の状況で最終手段は「戦う(fight)」

戦う時の心得が書かれています

すごいなあと思ったところが「Keep in mind, you are not being ordered to fight. It is a choice you must make. Once made, remain committed! (戦うことを命じられているわけではないことを覚えていて。それはあなたが決めないといけない選択。でも一度決めたら、全力で戦え!)」。

この緊迫感、日本の防災訓練ではちょっとないと思いません?😨

もちろん地震の方が怖くないと言っているわけではないのですが、一般市民が武器を手に取って「戦う」選択肢を提案されるその状況が恐ろしいなと

自然災害が起きてしまうのはある意味仕方ないですが、銃乱射は人災なので本来は避けられるはずなのに😢

これ以上大切な家族を失う悲劇が起きないように、バイデン氏が新大統領になって銃規制強化が少しでも進めばいいなあと、夫の銃乱射対応訓練を見て思うプー子なのでした。

スポンサーリンク

-日本とアメリカの医療比較

© 2025 プー女医 NY&NJ日記 Powered by AFFINGER5