日本での仕事

ある麻酔科医の典型的な冬の一日

こんにちは!

皆さんはどの季節が一番好きですか?

プー子は日本で麻酔科医として働いていた頃、冬が大嫌いでした

なぜかというと、まず第一に寒い🥶

第二に、冬はクモ膜下出血や大動脈解離などの緊急手術が増え、とても忙しいから

忙しいだけならまだいいのですが、そういう緊急手術は一刻を争うことが多いので、プー子にとって心理的なプレッシャーが大きかったのです😢(逆に燃えるタイプの同僚もいました)

そして最後にもう一つが、一日を通してほぼ太陽の光を浴びられないから

麻酔科医の朝は早く、(病院にもよりますが)当時遅くとも朝7時前には病院に着くように出勤していました。麻酔の準備がよりかかる心臓手術の日などは、6時半には出勤していました。

当然家を出る頃はまだ真っ暗で、空には美しい月が浮かんでいることも。

そして日中はほぼ手術室で過ごすことになるのですが、手術室には窓がないため、1日働いていると一体今何時なのか分からなくなる時がありました

長い手術が終わって病院を出る頃にはとっぷり日も暮れて、空にはまたも綺麗なお月様

そうやって平日ほとんど太陽の光を浴びずに生活していると、なんとなく鬱々とした気分になっていました。

そのため天気が良い休日に外出して日の光を浴びると、休みだということも相まって幸せな気持ちになるんですね~✨

日照量とうつ病には相関性があると言われているので(日照時間の短い高緯度地域で冬季うつ病が多い)、太陽の光ってほんと大事ですね

今プー子はニューヨークでプー(無職)なので、以前に比べると冬が苦手ではなくなりました

屋内はセントラルヒーティングで暖かいので、寒さもそれほど苦になりません(いや、外はめちゃくちゃ寒いんですけどね)。

今では冬は冬ならではの魅力を楽しもうと思える心の余裕ができたプー子なのでした。

昨年のロックフェラーセンターのツリー。今では怖いくらいの人の多さです。

スポンサーリンク

-日本での仕事

© 2024 プー女医 NY&NJ日記 Powered by AFFINGER5